「カイ、いいわけないでしょ。美羽ちゃんの話なのよ。ちゃんと本人と話しなさい。」
カイを叱る安斎さんの言葉に、拒絶されてしぼんだ私の心が奮い立ちました。やっぱり私の話なんですね。聞きたいです。例えば私がこの間の撮影ですごいみんなに迷惑をかけたとか、今日の撮影でありえない失敗をしているのに気付いてないとか…
…あ、考えたら暗くなってきました。で、でも聞かなくてはいけません。
ジッと視線を合わせて、言葉を待つ私にカイは何度も口を開いては閉じ、言葉を探していましたが、ついには決意したように私に向き直りました。
「美羽、お前モデルこれからもやりたいか?芸能界に興味あるか?」
…は?……え?

