「安斎。このボーッとした娘が本当にリチャード推薦の娘なのか?」 片方の眉をキュッと上げた社長は、いきなり安斎さんにきつく問いただした。 リチャード推薦?私はその場にいただけのピンチヒッターです。慌てて取り消そうとしましたが、 「そうですよ。化けるんですよ、この娘は。」 苦笑しながら、安斎さんはポンと数枚の紙を机に放りました。 何ですか?それ。 なにげに安斎さん、「ボーッとした」をスルーしましたね。 「へぇ!なるほどねぇ…」