俺カゴサイドストーリー

こうしてひと月後、結婚した。



「おはよう、アスカ」

「ごはんできたよ」

「今日会社休んでアスカといようかな~」

「早く大学行って、会社で仕事してきなさい」

「つめた~い。アスカのバーカ」



幸せだ。



毎日好きな人の顔を見れる。



「新しいアミューズメント施設のオープン記念パーティにご招待」

「えっ!?あたし…も?」

「新島 虎宇の奥さんはどんな女かって、噂になってるけどね」

「ヤダヤダ!!あたし…こういうの絶対無理だから!!」

「じゃあ、離婚しなきゃ」

「死んでもヤダ…」

「なら、死んだつもりで頑張って」

「バカ虎宇!!なんで偉いんだよ!!」



アスカのためって言ったら、きっと嬉しくないだろうから言わないよ。



あの時の賭けは…正直急いでいた。



誰かに取られる前に迎えに行きたかったから。



「パーティとかどうしたらいいのぉ…」

「ニッコリしてみて?」

「こんな感じ…?」

「そう、そうやって笑ってればいいんだよ」



一生、俺の隣でね。



END