俺カゴサイドストーリー

タイラの言葉通り、社長就任後の生活は時間もわからないほど忙しかった。



やることがありすぎて…。



「お兄ちゃん!!」

「忙しいから話しかけるな!!」

「彼氏連れてきた…」

「あぁ、そう。こんにちは、世宇の兄です。では失礼」



なんだか妹達が好き勝手やり始めて。



好きにしたらいいんだけどさ。



「お兄ちゃんの大学に行こうかな?」

「バカだから無理。マジうるさいね。本当に…踏みつぶしてやりたいよ、久宇…」

「お仕事頑張ってね!!」



言われなくとも頑張ってるんだよ。



肝心の留宇は双子を産み、1度しか見れてないけどあれはエンジェルかフェアリーの類だ。



この世のモノとは思えないくらいカワイイ顔。



留宇に似ててよかったと本当に思った。



そしてやらなきゃならないもう一つのこと。



「タイラ、わかった?」

「はい、現在新島の下請け会社でOLをやってるみたいですね」

「迎えに行くよ」

「お車回します」



覚悟しといて、今から全部奪うから。