俺カゴサイドストーリー

この話が流れてしまえば、きっと俺は再起不能になるまで叩かれるだろう。



その時は雷さんの会社で雇ってもらおうかな~。



タイラと一緒に。



落ち着かない半日をすごし、夜に来た電話では社長から退くとのこと。



会長として居座ることを許したのは、妹たちの存在が引っかかっていたからだと思う。



父親に俺たち以外子どもがいない状態だったなら、きっと徹底的に苦しめた気がする。



「会長は隠居していただいて構いませんので。一切口を挟まないでいただきます。約束を破った場合、容赦しませんから」

「私が育て上げたモノは…悪魔だったらしいな」

「あなたの子ですから」

「いつまでも憎たらしい…」



さぁ、すべてが終わった。



電話を切ると、フッと肩から力が抜けた気がした。



「虎宇様!?」

「クククッ…あははははっ!!バカみたいだ!!」

「そうですね」

「やったよ、俺達!!」

「はい」

「タイラ、今まで着いてきてくれて…本当にありがとう」

「泣きそうになるのでやめていただけますか!?大変なのはこれからですし…」



そうだった。