なんでだろ、感情って、いくつ年を重ねても同じだけ胸に響く。変わってくるのは状況と立場だけ。 ずっと、友達で、なんていたくなかったよ。あたしは。だけど、この心地良い関係を壊す勇気も無かった。 いつか傷つくなら、もっと早くだったら良かったな、なんて。 昨日アルコールと一緒に飲み込んだ感情が、一気に飽和してくれたらいいのに。 「…つら」 カツンと水の入ったグラスを額に充てた。 まだあたしはイチが好きでたまらない。