―優等生乱用


私たち3人は同い年だが
ミライだけは高校に行かず
仕事をしている。

遊びが好きな彼女らしい
設定だと思う。

仕事の休憩にメールしてきたのか。


そう思いながらメールを開くと

そこには彼女のメールらしくない
絵文字の一つもない殺風景な
黒文字で書かれた文だった。

それは率直に告げられていた。