―優等生乱用



“あの人”に対する小さな反抗。


私たちは“普通の人間”となったため
儚く愚かに死んでいく。


それがあの人が下した罰。




「ねぇ」


夕陽をバックにして彼が聞いた。



「俺が死んだら泣く?」


彼女は赤い目を細めて笑った。


「泣くだろうね」




それを私たち3人以外の
同じケータイを持った奴は

「やすっぽい涙」と称するだろう。








―END―