悲しくて その笑顔を見れなくなった。 気付いたら机の上に ぽたぽた ぽたぽた 涙の粒がこぼれて。 「えっ?!雲雀?!」 うろたえてる音羽クンを 初めて見た。 「ごめん。なんでもない…」 その時はそう言って 席を立つのが 精一杯だった。 音羽クンは悪くないのに あんなに動揺させて…。 分かってたことなのに。 叶わない恋だって。 だから消そうとまで したんじゃないか。 どうして 頭と心の考えは 一致してくれないんだろう。