その日の放課後。 学校に携帯を忘れた私は 帰宅途中の道を引き返した。 教室に入ろうと ドアに近づいたとき 中に人がいるのに気付いて それが 音羽クンだと気付いて…。 (何してるんだろう) そう思ってすぐ 彼が1人じゃないと分かった。 一緒にいたのは 知らない顔の女の子。 とても綺麗な 可愛い子。 ここにいちゃいけない。 逃げなきゃ。 頭にはすぐ そんな信号が点滅した。 だけど体は 金縛りに合ったみたいで 少しも 動いてくれなくて。