4人の嵐




まぁ、唯もいることだしいいや。





『あぁ〜!!』


「どうしたのっ!?」




真人さんとの電話をきって、まぁいいか、なんて一息ついてたのに、急に唯が叫ぶから驚いた。








『私……』



「何、やめて、怖い」



申し訳なさそうな唯の顔に何を言われるのかと後退さる。







『補習あったの忘れてた…』





ほしゅーー………





「……あ"ぁ??補習?」


『那子、顔やばい……』


メンチをきる私に次は唯が後退さる。





「だって!!唯、やだよ…酷い!いたいけなハエをカメレオンの群れにほおりだすなんて!!」


『なんでそこでハエとカメレオンなのかが分かんない』





特に意味はないよ!!



「そんなことはどうでもよくて!
本当の本気でこないわけ?」


『行きたいけど補習だもん…』





補習のボケ!!




でもだだこねたって仕方ない。







大丈夫大丈夫っ!
なんとかなるっ!






…………はずっ!!