4人の嵐



一気に喋ったせいで、ハァハァと息切れる私。


言いたいことがまとまらない。

それに、まだまだ言い足りない。






「永樹さんは…、



確かに喋らないし何考えてるか分からないよ。
だけどっ!変態だし、謎に色気あるし、すぐ酔っ払うし、なんかゆるいし、セクハラだし、我が儘だし、それに……変態だし、変態だし、変態なんだよ!!」







あれ……!?
今私何言ったっ?




褒めたつもりなんだけど……変態ばっかり言った気が…。






そんな私に、唖然とする多田さん、






『ぶぶっ!』




それに、今まで全く喋らなかった永樹さんが吹き出した。






『あはっ、ククッ、ふはっ』


「今のは違いますっ!あの、そうじゃなくて…永樹さんの良いところを…」


変な笑い方をする永樹さんに、テンパったままの私。


「とにかく!


2度と今回みたいなことしないで。それに永樹さんは私にとって大切な人だから…」




これ、言っていいのかな…?
性格悪すぎるかな……?





『もう俺に関わんないでね』





私の話の途中で、発した永樹さんの言葉。





…私の言おうとしてた言葉。