4人の嵐




『あのさ…雨宮さんてさっ、なんか思ってたのと違うというか…全然喋んないし、何考えてるか分かんないし……だから私……』







この子は何を言ってるの…?







『私やっぱりいいや』







まさかこれが、助けて、の理由?











「―――んな」


『へ?』



「ふざけんなって言ってんの!!!」



聞き直した多田さんに、私はもう一度強く言ったのと同時に、机をバンッと叩いて立ち上がった。



多田さんは隣で驚いている。





でも私の怒りはおさまらない。









「ふざけんなっふざけんな!ふざけんな!!!!


あんたに永樹さんの何が分かるのっ!?勝手なこと言って、泣くほど大好きなんじゃないの!?それで、やっぱり理想と違ったからもういいや、って……、妄想した永樹さんを永樹さんだと思ってたのは多田さんでしょ!?だから会いもしないで好きとか言うもんじゃないの!」






思ってたことが爆発してしまった。