『あのさ…雨宮さんてさっ、なんか思ってたのと違うというか…全然喋んないし、何考えてるか分かんないし……だから私……』
この子は何を言ってるの…?
『私やっぱりいいや』
まさかこれが、助けて、の理由?
「―――んな」
『へ?』
「ふざけんなって言ってんの!!!」
聞き直した多田さんに、私はもう一度強く言ったのと同時に、机をバンッと叩いて立ち上がった。
多田さんは隣で驚いている。
でも私の怒りはおさまらない。
「ふざけんなっふざけんな!ふざけんな!!!!
あんたに永樹さんの何が分かるのっ!?勝手なこと言って、泣くほど大好きなんじゃないの!?それで、やっぱり理想と違ったからもういいや、って……、妄想した永樹さんを永樹さんだと思ってたのは多田さんでしょ!?だから会いもしないで好きとか言うもんじゃないの!」
思ってたことが爆発してしまった。



