4人の嵐




『那子ぉ、ちょっと来て急いで!早く早く!!』




唯が、凄く焦った様子で呼ぶから、ごめんねまた今度っ、と言って2人のもとを離れた。



そしたら、2人はおとなしく帰っていった。









「どうしたの?そんなに慌てて」




『帰った…?


いやぁ、那子なんか困ってたし助けなきゃって。
いらなかった?』




そうゆうことかっ!
ナイス唯!


「ありがと!めちゃくちゃ助かった!」



『…で、那子は何を言われてたの?』



唯に多田さんと矢部さんのことを話した。













「私やだよぉ〜」

『嫌ならはっきり言わなきゃっ』

「分かってるんだけどさぁ…」




なんか断りずらいんだよ…。













そのまま、断れないまま時間は過ぎて。










……多田さんと矢部さんは予想以上にしつこかった。



もう毎日毎日…。




そのごとに、唯が何か理由をつけて助けてくれる。







なんかここまでされると真剣なのかなって思ってしまう。








そしてある日。


『坂倉さんっ!』



いつもとは違い、多田さんが1人でしかも泣きそうな顔をして教室に乗り込んできた。



皆次の授業で小テストがあるからって、勉強してるから教室は静かで……嫌でも目立ってしまう。