「私にずっと抱きついて寝てたんです!」

体制変えられないしどんなに辛かったか!



なのに、永樹さんの応えは、





『俺ずるい、記憶ないからもう1回』

「嫌ですっ!!」



抱きつこうとする永樹さんから逃げる。







『永樹、帰るぞ』

永樹さんの帰る用意までしていた真人さんがカバンで永樹さんを殴る。


それによって私を追い掛けるのを阻止される永樹さん。




『…ん、那子また今度は記憶ある時にね』



「もう嫌って言ってるじゃないですか!」




変態馬鹿ゆる男子!













『じゃ、お邪魔しました』

嵐4人を玄関までお見送り。




「はい、竜さんまた今度何か奢りますっ」

『そんなんいーって』


寝起きの竜さんはちょっとぼーっとしてる。













ぼーっとして、意識がぼんやりしてたからこんなこと言ったのかもしれない。








誰にも聞こえない声で。











『じゃあ、また今度俺だけ家に呼んで?』






私は馬鹿みたいに頷きまくることしか出来なかった。