『本当俺らってお節介…』

『そういう役回りなんだよ、多分』

この会話をするのは…、

『真人ー、俺泣きそう…』

『一、それは言うな』


打ち拉がれる真人と一。


『わざと同じ日にとか…酷な事するよなぁ』

『しょうがないだろ。
とにかく……俺らはもう見守るだけだ』

『そういや竜と永樹はお互いに知ってんの?この作戦』

『知らせた。1時になって那子ちゃんが現れたら喜べ、ってな』

『うっわー。待つの緊張すんだろうなぁ』

『まぁ全部那子ちゃん次第だ』

『本当俺ら何やってんだ……』

『だから言うなよな、馬鹿』