4人の嵐



自分でも、まさか今日、告白するだなんて思っても見なかった。

そんなつもりは、さらさらなかった。

でも空気に乗せてしまった言葉は吸い込む事は叶わない。
ならばもう、後戻りは出来ない。



「好きなんです、竜さん」


『ちょっ!那子ちゃん…!?』


竜さんの慌てっぷりを見ても分かるように、私は告白の気配をまるで出していなかった。

それだけ唐突だという事。


「嘘じゃ、ありませんよ?」

『え?え?じゃ、じゃあ那子ちゃんが俺を…?』

「はい、好きです」


何度も言う内に最初の勢いは薄れ……

次第に照れが勝ってくる。




…伝われ!



ドクン、ドクン



胸は苦しいくらいに暴れ、
しきりに音をたてる。



竜さんは、なんて言う…?