4人の嵐



「個室お願いしまーす」


ガラリと、アキラさんと一緒に教室のドアを開ける。


『……那子?』
『『『……那子ちゃん?』』』


そこにいたのは、まさかの嵐4人組。


「4人とも休憩中ですか?」

『そ…うだけど…。
え?ちょっ、なんで那子ちゃんが個室……!?』


竜さんは何故か落ち着かない様子で。

「あ、私も急遽メンバーで。ていうか、もう行きますね。
すいません、アキラさん。お待たせしました」


『『『『………』』』』


私がアキラさんと一緒に歩きだした所を見て無言の嵐達。


一体何なんだ。


私がメンバーだったらそんなに駄目かな…?


『個室…結構狭いんだね』

「あっ、はい。まぁ教室なんで…」

考え事をしていたせいで、アキラさんの声に少し驚いてしまった。

『ソファー、座る?』

「はい」


小さめのソファー二人で座ると、なかなか密着する。


それに此処にいるとさっきの永樹さんの事が……

『なんか、顔赤いよ…?』

「…へっ?」

『緊張…する?俺も緊張するな…那子ちゃんとすっごい近い…』



…いや、別にアキラさんと近くても、対して緊張しない。

申し訳ないけど、顔が赤くなってたとしても、今の状況じゃないのは明らかで。


『何言ってんだろ俺…』


恥ずかしそうに頭をかくアキラさんをボーッと見ていた。