4人の嵐



「本当すいません……っ」


あの後、通路を真っ直ぐ行ったら直ぐ出口で。


私は明るい所にでて落ち着いてから、再び謝った。


『本当大丈夫だって!


役得だったし………』


最後だけ俯き気味で小さい声になるアキラさん。


「へ?最後聞き取れなかったです……」


『…ううんっっ、何にもない!』
今度は慌てて私を見て、手を振って気にしないで、と素振りしてみせる。


「はぁ…」


大丈夫だよって言葉しか聞き取れなかったけど…

まぁ、いっか。


『あのさ……』

そしてアキラさんから口を開いた。


「はいっ」


『今から個室とか無理かな…?』

「えっと…」


まさかの個室希望……!
でも断る事は出来ない。

腕時計を見て直ぐに答える。


「後10分くらいですけど…」

『じゃあ急ごう!!』


やけに必死だな……。

まぁ、たった10分だしいいかな。