『ピピピピ』
途端、鳴り響いた機械音。
『つまんないの』
そして、歯が少し首筋に当たった所で、止まった永樹さんの行動。
この音は、30分を知らせる音。
永樹さんの束縛は解かれ、自由になる身。
つまり、
タイムアップ。
『那子、こんなんじゃ満足してないからね』
時間に制限はあっても永樹さんの変態に制限はないらしく。
とんでもなく巨大で。
「お願いですから、勘弁して下さい」
私には満たす事は出来ないように思う。
「…じゃあ私裏に行きますんで……!!」
最初の入った、教室の裏に面する方から出た。
まさか正面の個室の入り口からでるワケにはいかないから、一度そっちに出てからクラスメイトがいる場所に戻った。
すると、不可抗力とは言え、サボっていたのが申し訳ないくらい繁盛していて。
お客さんの列がズラリと伸びている。
……このままじゃ時間的にお客さん皆に入店してもらえない。
どうしよう…
『那ー子ちゃんっ』
「へ?」
私が焦りかえっていると、現れたのは一さんと真人さんで。
「何でお2人が!?」
『竜と永樹に聞いた!』
予想してなかった登場だけど……
この2人…………使える。
忙しすぎる現状を目の前にしての私は、2人を見て…
不適にニヤリと笑ったに違いない。



