4人の嵐



永樹さんの手はそのまま背中をつたう。


私は首裏を支えられ、永樹さんの胸に引き寄せられている。


「い…、や…」


『裾からいったらつい表触っちゃいそうでさ』


余裕のある声で言う永樹さんの声は全く耳に入ってこない。


『那子、気持ちい』

「へっ…んな言い、方…しなっいで下さい…!」


永樹さんの手で触れる所に全神経集まったのか、と言うくらい、その刺激は強く。


『息荒くてヤラシイ』


ヤラシイのは永樹さんだもん!


って言いたいけど、息が荒いのは事実で、苦しい。



「……っ」


すると、永樹さんの手は袖を抜け、下に滑り…何故か私の靴下を脱がす。



「え……?」

『那子を脱がしてみたくて』

「は…!?」


余りの変態ぶりに混乱はますばかりだ。



『那子の事、いっぱい触っていい?』


私に選択権なんてないくせに!



私が心の中でそう怒鳴ると、急に立たされた。



「?」


『こう向き』


同じく立ち上がる永樹さんに方向転換され、出来上がった体制は……


永樹さんは私の背中にぴったりとくっつき、私の右手は永樹さんの右手によって動きを封じられ、そしてもう1つの手でお腹あたりを抱き抱えられている。