「また後で…っ、じゃ駄目ですか…?」
薄いカーテン1枚で区切られた向こう側にはクラスメイト達が大勢いて。
それだけじゃない。
他校生だっていっぱいいる。
なのに、この雰囲気はヤバイ。
私の経験上、この顔の永樹さんはよからぬ事を考えている。
『後でって…夜?』
「へ?あぁ、まぁこの後だったら夜ですかね…?」
まさかまともな問が返ってくると思ってなかった。
もしかしたら、考え直してくれ……?
『"夜にする埋め合わせ"って…………何?』
「な…!」
目を細める永樹さんの顔は真上にあって。
手は顔のすぐ横につかれている。
私の期待は浅はかだった事を知る。
『俺そのためなら…今我慢しても良いけど?』
「……ばっ、馬鹿じゃないですか!変態……!!」
いやらしく笑う永樹さんの考えは丸分かりだ。
『そ?残念。じゃ、今しかないね』
「や……」
半袖から伸びる私の腕をするりと撫で、あろう事か袖から永樹さんの手が中に侵入してきた。
何やってんの……!!
信じられない……!!



