4人の嵐



「また後で…っ、じゃ駄目ですか…?」


薄いカーテン1枚で区切られた向こう側にはクラスメイト達が大勢いて。
それだけじゃない。
他校生だっていっぱいいる。


なのに、この雰囲気はヤバイ。
私の経験上、この顔の永樹さんはよからぬ事を考えている。



『後でって…夜?』

「へ?あぁ、まぁこの後だったら夜ですかね…?」


まさかまともな問が返ってくると思ってなかった。

もしかしたら、考え直してくれ……?





『"夜にする埋め合わせ"って…………何?』

「な…!」



目を細める永樹さんの顔は真上にあって。
手は顔のすぐ横につかれている。


私の期待は浅はかだった事を知る。


『俺そのためなら…今我慢しても良いけど?』


「……ばっ、馬鹿じゃないですか!変態……!!」


いやらしく笑う永樹さんの考えは丸分かりだ。


『そ?残念。じゃ、今しかないね』

「や……」



半袖から伸びる私の腕をするりと撫で、あろう事か袖から永樹さんの手が中に侵入してきた。




何やってんの……!!
信じられない……!!