『何となく!!』
…あぁ、何も手っ取り早くなかった。
寧ろその思考回路理解不能だし。
「何となくで来ないでください!」
てか何で入れんの?
警備が緩いよ!
『来ちゃ駄目だった…?』
「え!?あ、いや…そうゆう……
ワケです」
危ない!危ない!
もう少しで流される所だった。
そんな子犬の様な目で見ないで下さい、竜さん。
『ねぇねぇ!』
私達がごちゃごちゃ会話を繰り広げていると、黒板の前に立っていた学級委員が口を開いた。
『クラスの出し物………"疑似恋愛ごっこ"とかどうかな!』
この状況での発案にハテナマークだった私だけど、直ぐにその理由が明らかに。
『そのお2人さん凄いかっこ良いし……。参加して貰えませんか……?』
え………?
「ちょ!学校関係者じゃないよ?流石に出し物に参加して貰うのは……」
私は2人の事を思って反対をしているのに、
『いいじゃん楽しそう!』
『那子と学生気分味わえるんだったらいいよ』
2人は思いの他乗り気で。
「っ…!先生!そんなの駄目ですよね!?」
そうだ、先生に言えばいいんだ。
先生がこんなのを許すワケが無い。
…だと思ったのに
『いいんじゃないかい、繁盛すれば』
THE適当!!!
…そういやこんな先生でした。



