『俺の勘って当たるんだって思った』
「…何の話ですか?」
一さんを探して歩く途中。
永樹さんが隣にいることで私にも、ココにいる事に対する落ち着きができた。
『ん?真人は那子が何処へ向かったか分からないって言ったんだけど、勘で那子探したらいたからさ』
勘!?
何それ超能力!?
しかも勘で足がむかう先がココって………。
それはココにいる気をさせた私のせいなのか、
永樹さんの頭が元々ピンクなせいなのか………
前者じゃないことを祈りたい。
「じゃあその勘で一さん捜し当てて下さい」
『頑張るね』
そんなことより、なんでもいいから早く一さんを見つけないと。
「一さん……」
『んー、こっちな気がする』
私を見事捜し当てて永樹さんの勘を信じて進む。
そして角を曲がった時…
「い…ち…さん?」
後ろ姿が一さんにそっくりな人を発見。
私の声に振り替えるその人…。
『那子……ちゃん?』
「…一さん!!!」



