4人の嵐



『俺の勘って当たるんだって思った』


「…何の話ですか?」



一さんを探して歩く途中。


永樹さんが隣にいることで私にも、ココにいる事に対する落ち着きができた。




『ん?真人は那子が何処へ向かったか分からないって言ったんだけど、勘で那子探したらいたからさ』



勘!?
何それ超能力!?



しかも勘で足がむかう先がココって………。




それはココにいる気をさせた私のせいなのか、
永樹さんの頭が元々ピンクなせいなのか………





前者じゃないことを祈りたい。





「じゃあその勘で一さん捜し当てて下さい」


『頑張るね』




そんなことより、なんでもいいから早く一さんを見つけないと。






「一さん……」




『んー、こっちな気がする』





私を見事捜し当てて永樹さんの勘を信じて進む。















そして角を曲がった時…





「い…ち…さん?」



後ろ姿が一さんにそっくりな人を発見。




私の声に振り替えるその人…。




『那子……ちゃん?』


「…一さん!!!」