4人の嵐



わ、笑ってる!
ヤバいんでないかい?私。




すぐさま竜さんの隣に帰ろうとして、体を翻す。




『いっちゃやだ…』


甘えた声と共に伝わる右腕の感触。




『那〜子』



この種類の大ピンチ再来!!



「離して下さい……」


『那子〜』


無邪気!



駄目だこりゃ、完璧にツぶれてる。


お酒弱すぎですよ!
だから飲まないで下さい。





『俺のお膝おいで?』





餌食になるのは私なんだから!





「いっ行かないです」


『ほーらー』



グイッ










「へ?」





引っ張られたのは左右どちらもからで







私の右腕をしっかり掴む永樹さんの見る先は………




私の左腕をしっかり掴む竜さんで……





????




『那子ちゃん困ってるだろ』



私の左腕をひいたのは竜さん…。


『那子ちゃん、平気?』


「は、はい」




平気なんかじゃない。


ドキドキする。



守ってくれちゃった。




掴まれたとこ……、熱…




『むぅ』


尚、私の腕を離さない永樹さんは竜さんを睨む。



険悪ムード……






『……じゃあ、竜がおいでー!』



になんてなるわけないか。