大きな音を立てて夜空に咲く花はとても雄大で。
「凄……」
『俺の場所取りどう?』
「最高すぎです!」
『良かった良かった』
いつの間にか用意された缶ビール片手に、微笑んでから花火に目を移す真人さん。
『竜飲まないの?』
すると横では一さんが竜さんにお酒を見せている。
『ん?俺ジュースでいいやっ』
どうしたんだろ?
『てか真人も運転するんだから飲んだら駄目だろ!』
『あ…そか…、悪い』
うっわぁ!
竜さんが真人さんに注意してる!
そんな事が起きるとは!
『じゃあ俺が飲む』
『おい!お前は……っ』
一さんが竜さんに勧めていたお酒を、あろうことか永樹さんが奪い取った。
ヤな予感!
私が危険を察知している頃、永樹さんはゴクゴクと喉をならす。
「永樹さんストップ!」
私は立ち上がってた永樹さんの手中からお酒を強奪。
『ふふ』
途端、近づいたことを後悔。



