『俺場所取り行ってくるから、適当に夜ご飯買ってきてくれない?』
「分かりました!何か食べたいとかあります?」
花火大会の会場に着いて、相変わらず真人さんは頼りになって。
人はだいぶ集まって来ていて、賑わっている様子。
『何でもいいよ』
「じゃあ私セレクトで!」
『任せるよ』
はは、と笑う真人さんに、任せなさいとばかりにエヘンと威張る。
真人さん以外で近くのデパートに向かい、お惣菜コーナーに向かう。
『俺お菓子見てくる!』
「ここにいるんで戻ってきて下さいねっっ」
お菓子コーナーへと突っ走る一さんに慌ててはぐれないように指示する。
お菓子見てくる!
って子供か!!
『俺も俺も!!』
しかも竜さんも一さんの後追い掛けていったし……っっ
只でさえ人が多いのに、あの2人ったら本当にはぐれそうで怖い。
『俺このコロッケ食べたい』
こっちはこっちで超マイペース!!