4人の嵐




何がやばいだぁっっ!!




『柔らかい』

「…馬鹿っ!」

耳元で囁かれて体を震わす。



「離して下さい……っ」


『無理』


「…なんでですか……っ」


『だって馬乗りされて、お風呂上がりの濡れた体を、逆にエロく見えるタオルなんかで隠しながら、泣かれたら……』


言葉で説明されると堪らなく恥ずかしい。


『たちそー』


「なっ!?」

平仮名で言ったからって許されないですからっっ!

な、なんてことを……っ!!




『だからいいよね?』

「いい訳ないでしょ…!」

『ううん、いいの』



だから、…よくなーいっ!!




「へ?わっ!」


腕の回し方が少し変わって、支えるような抱き方になったと思ったら、そのままグルン。




ってことは、体制逆転。



私は床を背に、見下ろす永樹さんの後ろには天井。





『シャンプーの匂い、いいね』


髪に鼻をうずめる永樹さん。




「わわ私…風邪ひいちゃいます…っ」


だから離してっ。



『じゃあ俺が看病するから』



そうゆうことじゃないっ!