何がやばいだぁっっ!!
『柔らかい』
「…馬鹿っ!」
耳元で囁かれて体を震わす。
「離して下さい……っ」
『無理』
「…なんでですか……っ」
『だって馬乗りされて、お風呂上がりの濡れた体を、逆にエロく見えるタオルなんかで隠しながら、泣かれたら……』
言葉で説明されると堪らなく恥ずかしい。
『たちそー』
「なっ!?」
平仮名で言ったからって許されないですからっっ!
な、なんてことを……っ!!
『だからいいよね?』
「いい訳ないでしょ…!」
『ううん、いいの』
だから、…よくなーいっ!!
「へ?わっ!」
腕の回し方が少し変わって、支えるような抱き方になったと思ったら、そのままグルン。
ってことは、体制逆転。
私は床を背に、見下ろす永樹さんの後ろには天井。
『シャンプーの匂い、いいね』
髪に鼻をうずめる永樹さん。
「わわ私…風邪ひいちゃいます…っ」
だから離してっ。
『じゃあ俺が看病するから』
そうゆうことじゃないっ!



