4人の嵐




喉の奥がなんだか痛くて。

涙はとめどなく流れて。



「…ズッ、グスン。恐かったんですから…っ」


まだ体制はあのままの、永樹さんを押し倒している状態。



タオル1枚で永樹さんの上に座って、胸あたりの服をギュッと掴んでいる。






……………。




……ん?





タオル1枚で永樹さんの上に…………?





「………」


自分の格好をまじまじ見る。

『何?今更気付いたの?』




そして、かなりヤバいことを知る。


「きゃああ!すっ、すみません!!」



顔を真っ赤にして急いで退こうとする。



『駄目だよ』


「へ!?ちょっ…」


片方の手で腕ん掴まれて、片手は腰をガッチリつかまれている。





「いや…」

『今更遅いよ』


見られてるのは下からで、私の方が上だから優位にたっていそうなものなのに。




「流石に…駄目ですって…」


私タオル1枚なんだよ!?


腰に這わされた手の温もりを、タオルはいとも簡単に私の肌に感じさせる。




『俺、興奮しちゃった』

「やっ!?」


腕を引っ張られて永樹さんに倒れこむ。



「ちょ、や、やめて下さい…っ!」


そのまま腕を回されて抱き締められる。


『やっばい…』