あたしはそれだけ言って電話を切った。




「……はぁ」


もう一度ため息を零し、ソファーに寝転んだ。




「あたし……なに言ってんだろ」


生徒会長のことばっかり責めるようなこと言って。




「あたしだって……同じなのに」


生徒会長だけを責めたってしょうがないのに。




「……ほんと、バカだな」