「……生徒会長は、その女の人のことを倒したいんですか??」


あたしは生徒会長をジィーッと見つめた。




「……ああ。アイツにだけは、"流星"って名前を取られなくないんだ」


生徒会長の黒い瞳は、少し悲しさを物語っていた。




「どうしてですか……??」


「……流星は親父の形見だから」


「え??」