「…………」


「それが気に食わなくて、いつかアイツをぜってぇ倒してやろうって思ってたんだ。……でも、アイツはやっぱりウワサどおりの女だった。ケンカなんか俺が敵わないくらい強くて。その時、アイツが"最強のヤンキー"って言われてるのがなんとなくわかったような気がしたんだ」




そう話す生徒会長の目は、もう"流星"の時とは違っていた。