生徒会室をジィーッと眺めながら、さっきの言葉を思い出す。


"流星さん"




さっきの男の子は、たしかに生徒会長のことをそう言ってた。


あの人が言う"流星さん"がほんとに生徒会長なんだったら、なんで生徒会長は自分が"流星"だってことを隠してるんだろう……。




あの青い瞳の流星がもし生徒会長なんだったら、あたしは生徒会長を敵に回したことになる。