卒業に伴い、髪は黒髪にして、そしてメガネはやめた。 制服のリボンをしっかり付けて、スカートは膝丈にした。 地味子の姿より、こっちの姿の方が、あたしには合っている。 ずっと地味子を演じてきて、本気でそう思った。 「卒業、おめでとう」 「ありがとうございます」 卒業証書を両手でしっかり受け取り、一礼した。 そしてその瞬間に、生徒会長と目が合った。