必死で勉強してやりたいコトを見つけたあたしも、またその夢に向かって歩き出した。 大学に行って心理学を学んで、いつかは誰かの役に立てる人になりたい。 「卒業証書授与。卒業生代表。ーーー松井ほのか」 「……はい」 あたしは卒業生の代表として、卒業証書を受け取った。 その姿は、地味子としての姿ではなくて、地味子を卒業したあたしの姿だった。