「……梨菜、あたしがアイツらのこと、必ず警察に突き出してやる」 「……え??」 「アイツらの悪事を、見逃す訳にはいかねぇ。あたしが絶対に、許さない。お前にしたことも絶対にな」 「ほのか、ちゃん……」 「梨菜、あたしたちを信じて。絶対にあたしらは、アンタを守ってみせる。開放してやる。アイツの呪縛から」 「……うん。ありがとう」 「だから、信じて待ってろ」