と、流星が言葉を続けた。 「お前と付き合っていた時、蓮の華の入れ墨、入れられたりしなかったか??」 「…………」 流星がそう問いかけると、梨菜は黙り込んでしまった。 「梨菜、頼む。教えてくれ。お前を助けるためなんだ。……協力してくれ」 「……蓮の華の入れ墨、あります」 梨菜は小さくそう答えた。 「どこにだ⁉どこに入ってる⁉」 「……右の腕、です」 「それを入れたのは、蓮だな??」