「はい。ありがとうございます」 あたしがずっと考えていたことは、生徒会長があたしより遥かにその先の未来を見据えているということ。 それをもう、確実に見ていること。 あたしなんか、比べ物にならないくらい何も考えられていない。 結局あたしは、中途半端に生きていると感じた。 「……はぁっ」 結局これからあたしは、なにをしたいのだろう。