これからあたしは、本格的に進路を決めないといけなくなる。 あたしの母親は、好きなように生きなさいと言うけど、あたしの生きたい道がなんなのか、よく分からない。 そしてあっという間に、短い冬休みが終わり、学校が始まった。 ほんとに短かった。 あっという間にまた地味子復活。 結局地味子を戻ってしまうという、悲しき現実になった。 「……よし、行くか」