「はい??……んん⁉」



突然、生徒会長にキスされた。
驚いてしまい、目を閉じるのを忘れた。



「クリスマスだから」


「も、もう……急にキスはダメだって。みんな見てたし」


「クリスマスなんだ。特別だろ??」


「そ、それはそうだけど……!!」


「じゃあな、ほのか。気をつけてな」


「じゃあね。バイバイ。今日はありがとう」



あたしは流星に、手を降って駅の中に入った。