とりあえず、正体が分かってよかった。 一安心だ。 あたしは仲良し兄妹を見届けて、家に帰った。 ようやく、地味子から開放された。 そしてテストが近いため、勉強しなくては。 あたしはヤンキーとしてでなく、地味子として勉強を頑張ってきて、ここまでのし上がってきたのだ。 例え彼氏だとしても、生徒会長に負けるわけにはいかないのだ。 地味子は、いつでも生徒会長に負けられないんだ。