「えっ……あっ、そっ、そうですね」


生徒会長、あたしは今まさにそのパターンです。




最強のヤンキーだってことがバレないように、メガネまで掛けて"地味子"を演じてるんです。


……辛いですけど。




「まっ、そんな最強のヤンキーなんてフツーに考えたら居ねぇと思うけどな」


生徒会長はそう言うと、あたしに視線を向けた。