いつも通り学校に行くと、昨日の噂が一気に広がりつつあった。
金髪の子なんて、もうここにはいないよ。



なんて思いながら、教室に入る。
すると、おはようと亜結美が声をかけてきた。




「あ、おはよう」


「昨日の噂、聞いた??この学校の近くで、男を投げ飛ばす女の子がいたんだって??」


「へぇ??そうなの??どんな子??」


「金髪の子らしいよ??」