ガンッ!!


壁に頭をぶつけたみたいで、また倒れ込み気を失ってしまった。




「な、なんなんだコイツら……!!!!」


「強すぎる!!」


「さ、次は誰だ??」


「ひぃっ……!!」



目の前にいる奴らは怖気づいてしまい、動かなくなった。


あたしは奴らに、少しずつ近づいた。



「な、なんだよてめぇ!!何者だ⁉」


「あたしは、通りすがりの高校生ですけど??」