「ほのか??」 「流星、コイツイジメられてるらしい」 「本当か、それは??」 流星も驚いていた。 「間違いない。コイツからきいた」 「なるほど……。だから、万引きしようとしたのか」 「そうみたいだ」 近くの公園に行き、ベンチに座らせる。 そして肉まんを、生徒会長が手渡した。 「ほら、これ食えよ」 「え……??」 「遠慮すんな。俺のおごりだから」