「……わかった。待ってるよ」


「本当ですか??」


「ほのかがそうしたいなら、俺はそれをただ待つよ」


「……すみません。こんなコトに巻き込んでしまって」


「気にするな」



生徒会長は、頭を優しく撫でてくれる。


だってあたしはもう、一人じゃない。


助けてくれる人がいる。


だからもう、迷わない。


これからだってずっと、生徒会長のそばにいたい。