「……どうした??」


「あたし、翼のコト、なんとかしますから。……だから、待っててください」


「えっ??」


「生徒会長に迷惑はかけません。だから、必ず自分でケリをつけるので、待っててもらえませんか??」


「……俺のコトなら、気にするなよ」


「違います。あたしのために、ケリをつけたいんです」


「……ほのか??」


生徒会長の、制服の裾を引っ張る。