―――――そしてその時は訪れてしまった。




「ほのか」


「え??……っ?!?!」




目の前に現れた人物に、あたしはただただ目を見開くことしかできなかった。


言葉すら出なくて、ただその場に立ち尽くすことしかできない。




「久しぶりだね。元気だった??」


そう言ってあたしに向けた笑顔は、あの時と変わってはいなかった。