あたしは生徒会長の制服の袖をギュッとつかんだ。




「……ごめん。ほのかのこと傷つけたくなくて、言えなかったんだ」


「……もっと早く言ってくれれば、あたしは今こんなに傷つかなくて済んだのに」


「だよな……ほんとにごめん」


「……ひどいよ生徒会長」


「ごめんな」




生徒会長はあたしをギュッと抱きしめた。