きっ、キスって!!!!




「まっ、あれはほんのご褒美だと思ってくれて構わないから」


「え??あっ、ちょっ……ちょっと待ってください生徒会長!!!!」


「じゃっ。ごちそうさま」




生徒会長はニヤリと微笑むと、そのまま中庭を出て行った。


そのあともあたしは、生徒会長の消えていく後ろ姿を見つめたままそこから動けなかった。